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テーマ:観察と制作

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夏休みの自由研究

  対象:小学生

3Dプリンタを活用した自由な研究とその探求プロセスをまとめた記録を募集します

・国語/社会/算数/理科/体育/生活/音楽/図画工作から、自分のやりたいテーマを選ぶこと
・自由研究に必要な器具の製作、独自の観察に基づく造形、授業で困ったことを解決できる器具等
・進め方のアドバイスを行いますので、いつでも気軽にご相談下さい。3D プリンタの使い方、及び利用可能な施設などのサポート情報を送ります。

○応募者へのメッセージ

小学生の部では、3Dプリンタで出力した結果より、そこにいたった経過が重要だと考えています。このためテーマを選んだ理由や研究を進める過程でうまくいかなかったこと、そしてそれを解決した方法などを詳しく書いて下さい。これらは、将来本格的に研究に取り組む際の基本になることだと思います。小学生らしい自由な発想で、面白い研究をやって下さい。期待しています。

○応募ルール

  1. 小学校に在学していること

  2. テーマを選んだ理由・研究過程(プロセス記録/観察/工夫)・完成作品をデジタルファイル(レポート、映像、3Dモデルファイルなど)で提出して下さい。

  3. 家族・学校・FAB施設等のサポートを得ることは自由です。ただし、サポートを受けた場合は、サポートした人・組織等を明記して下さい。

○審査基準
完成することは重要ですが、このコンテストでは完成までの過程を重視して評価します。

  • テーマを選んだ理由   (30%) 

  • 研究の過程;プロセス記録/観察/工夫  (50%) 

  • 完成作品   (20%) 

2017年度

カテゴリー1 第1次審査通過作品と講評

(1)  審査プロセス・ポイント

カテゴリー1では、募集要項で公表しているように、
・テーマを選んだ理由:30%
・研究の過程:プロセス記録/観察/工夫:50%
・完成作品:20%
の基準で審査しました。これは、小学生に研究開発の基本を身につけていただくのを目的とした基準です。
応募作品は、6点でした。どの作品も自分たちの小学生時代を思い返すと考えられないような高いレベルで、審査は難航しました。

(2) 最優秀賞作品についての審査講評

スイカの維管束 Part2 スイカを育ててモデリング

昨年と同じテーマでの挑戦です。驚くほどの詳細な研究観察記録に加え,今年は顕微鏡による観察などにより、多くの発見がありました。完成作品も素晴らしく、審査員全員一致の推薦でした。

(3) 特別賞作品についての審査講評

国分寺の地形を探る〜国分寺崖線を3Dプリント〜

地元の地形調査/3Dプリンタによる地形模型制作/これを用いたフィールドワークと完成度の高い研究でした。研究ツール制作に3Dプリンタの新しい可能性を感じました。

(4) 特別賞(湘南電力推薦)についての審査講評

フィボナッチを探せ!

自然形態の観察のために、フィボナッチファインダを3Dプリンタで制作、これを用いたフィールドワークを実施しています。自然観察に新しい視点を加えてくれました。

(5) 特別賞(審査員推薦)についての審査講評

不思議な鏡

アニメーション作品/構想・脚本・出演キャラクタ(3Dプリンタで制作)を全部一人でこなしています。幅広い行動力/実行力に感心しました。今後が楽しみな方です。

僕のデザインした生き物たちをデータから立体へ

恐竜モデルの制作:自分のデザイン(すごい)を実現するために、既存モデルに独自の付加要素を3Dプリンタで制作しています。高いレベルの作品で、これからの発展が期待されます。

 

(6) Fabble賞についての審査講評

「和柄」を立体模様に いざ!FAB3Dコンテストへ!

日本古来の文様/刀の鍔の膨大な調査に基づく3Dプリンタによる刀の鍔の制作(写真を利用)。高いレベルの調査に驚きました。

kenji kohiyama

スイカの維管束 Part2 スイカを育ててモデリング

平野 喬久

kenji kohiyama

国分寺の地形を探る〜国分寺崖線を3Dプリント〜

菅野 晄

フィボナッチを探せ!

森本 祐衣

不思議な鏡

喜早 小百合

僕のデザインした生き物たちをデータから立体へ

清水 マヌエル

「和柄」を立体模様に いざ!FAB3Dコンテストへ!

平野 晴己

1次審査報告
kenji kohiyama

○全カテゴリー共通条件

(1) 応募作品は、3D プリンタなどのデジタル工作機械等を活用し制作した作品に限らせていただきます。

※ただし各カテゴリーによって若干の指定がありますので、各カテゴリーの規定をご確認ください。

※ 3Dプリンタの機種やメーカー、方式、材料は基本的に問いません。

 

(2) 作品の著作権は応募者に帰属します。また、すでに発表された作品等でも構いませんが、 過去に受賞歴のある作品は応募不可とします。制作費用は全てご自身でご負担ください。

 

(3)カテゴリー1を除き、応募作品の提出には、慶應義塾大学で運用している制作日誌共有システム Fabbleを用い、作品のみならず、そのつくりかた、3D データ、 写真、映像等の「レシピ」を公開していただきます。

 

(4)審査については、各カテゴリーの評価基準によって評価が行われます。詳細はWEBサイトをご覧ください。

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