(C) 慶應義塾大学 SFC研究所 ファブ地球社会コンソーシアム


当コンソーシアムは、デジタルファブリケーション技術が浸透する社会における、働き方の変化、ライフスタイルの変化、価値観の変化を捉え、文化と産業の新しいかたちを検討する集まりです。特に「ファブシティズンデザインワーキンググループ」では、デジタルファブリケーション技術のうち、特に発展が著しい、3Dプリンタ、3Dサービス関連事業者のコンソーシアム参加を募集しています。本ポータルサイトは、3Dプリンタにまつわるさまざまな情報をコンソーシアム会員から集約し、整理して一般に発信することで、3D文化と産業の発展を促進する目的で構築されました。

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テーマ:3Dプリントエッグドロップパッケージ
 

 対 象: ものづくりプロ / セミプロ

デザインエンジニアリング部門

3Dプリンタで制作したパッケージで卵を梱包し、一番高いところから落としても壊れないものが勝ち!というルールが明確、かつガチンコ勝負なコンテストです

梱包から落下して壊れないところまでを示すビデオと、測定した ”高さ”を応募してもらいます。

 

実戦大会(11月11日(土) 13:00〜 会場:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)では、実際に同じ落下実験を行ってもらい、再現性を確認します。

応募ルール/審査基準

(1) 必ず生卵を使うこと : 個数1つ
(2) ビデオでは、梱包するところから、中の卵を取り出すところまでを必ず見せること
(3) 使用する3Dプリンタ、3Dツールについては問いません。ただし、3Dプリンタで「型」
制作に利用する方法は無しとし、必ずパッケージそのものを出力してください。パッケージが
一体出力である必要はなく、組み付けでも構いませんが、「後処理」は無しとします。
(4) 物理シミュレーションなどによる解析結果を示してもらえることを歓迎します。
(5) なるべく少ない材料、体積でつくったものを高く評価します。

○応募に関して

(1) 応募作品は、3Dプリンタと3Dデータを活用した作品に限らせていただきます。

*センサーや回路などを埋め込んでの作品制作は可能です

(2) 作品の著作権は応募者に帰属します。また、すでに発表された作品等でも構いませんが、 過去に受賞歴のある作品は応募不可とします。制作費用は全てご自身でご負担ください。

(3) カテゴリー1を除き、応募作品の提出には、慶應義塾大学で運用している制作日誌共有システム Fabbleを用い、作品のみならず、そのつくりかた、3Dデータ、写真、映像等の「レシピ」を公開していただきます。Fabble の使用方法については、
こちらのページをご覧ください。

*エッグドロップの本格的な性能評価・高さ計測は11月11日の実践大会で行います。
この映像では、部屋等で行う簡単な試実験の様子のみで構いません。

危険を伴う外部環境での落下実験は必要ありません。

 

実戦大会 (2017.9.26 追記)

11/11(土)  13:00開始 (12:30 小田急線湘南台駅集合)

会場:   慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス

持ち物: エッグパッケージ、動きやすく汚れてもよい服装

・SFC見学(メディアセンター、未来創造塾そのほか)を兼ねます

・実戦大会の参加は必須ではありません。実戦大会に来れない方は、事前に事務局に作品をお送りください。

   事務局で実戦大会の際に落下実験を行い、記録を計測します。

​・その他 詳細はご応募いただいた方宛にご連絡致します。

※状況により変更になる場合もございますので、予めご了承ください。

 

カテゴリー5 審査員

​カテゴリー5 審査委員長

YUJI

HARA

​原 雄司

慶應義塾大学SFC研究所員

株式会社 デジネル  

代表取締役社長

​株式会社デジタルアルティザン 代表取締役社長

大手通信機メーカーの試作現場に就職。大手3次元CAD/CAMメーカーに転職し、開発責任者、子会社社長、IR担当など経験。切削PRやデジタルシボD3テクスチャー®などを考案し、2012年東京都ベンチャー技術大賞奨励賞を受賞。現在まで、職人技のデジタル化、新技術の発掘等、新しいプロセスの開発に取り組み、企業プロジェクト、アート、医療、エンターテイメントまで、分野を横断して3Dデジタルものづくりに関わって30年以上になる。2017年に2つの新会社を設立し、デジタル技術を活用したコンサルティング会社「(株)デジネル」と、高度なデジタルスキルを持った人材による支援サービス会社「(株)デジタルアルティザン」をスタートしている。

株式会社 デジネル http://www.diginel.co.jp

株式会社 デジタルアルティザン http://digitalartisan.co.jp

YOSHIHIKO

YONETANI

​米谷 芳彦

id.arts (アイディーアーツ株式会社) 代表取締役

国内外有名ブランドの製品デザイン開発を中心に、様々なクリエイティブディレクションを担当。1998年、デザイン・製品開発・3DCGのプロ集団id.artsを設立し、3Dプリンターや最新のデバイス機器を用いた新しいビジネスモデルの構築と、オリジナルコンテンツの開発などを多数展開中。

https://idarts.co.jp/

SHINICHI SUMIKAWA

​澄川 伸一

大阪芸術大学教授
澄川伸一デザイン事務所代表

1984年千葉大学工学部卒、ソニー(株) でプロダクトデザイナー。ウォークマン、短波ラジオ、リバティーシリーズ、トリニトロンTVのデザイン担当。世界57ヶ国の滞在経験を活かした、自由な発想のデザインを実践。3DCADとプリンターを活用した人間工学的な曲面設計を得意とする。2016年はリオオリンピック公式卓球台をデザインして世界的脚光を浴びる。Gマーク受賞多数。作品の多くが英国インターナショナルデザインイヤーブックに収録。グッドデザイン賞審査員13年間歴任。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/sumikawa/

2017年度

カテゴリー5 第1次審査通過作品と講評

(1)  審査プロセス・ポイント

17mという実戦会場の上限まで記録をなんと3名が叩き出すという、大変レベルの高い結果となりました。これは、海外のGrabCAD主催のコンテストの昨年の記録13.5mを遥かに凌ぐ結果です。今回は、機能性とデザインという観点から、落下速度やデザインのオリジナリティを考慮して譜久原さんを優秀賞としましたが、椿さん、魚森さん3名の方全員を優秀賞としかったのが本音です。次回のさらなる記録更新に期待しています。

(2) 優秀賞作品についての審査講評

Reacushion(リアクッション)

昨年に続いての連覇。今年の改良版はさらに安定感が増したイメージでした。あの落下速度と正確な落下位置でも生卵が割れない独自のデザインは審査員満場一致で優秀賞としました。

(3) 特別賞作品についての審査講評

スパイダーエッグ

生卵への衝撃を抑えるために、パッケージ内部にわざと蜘蛛の巣のように発生させた糸状フィラメントは、柔らかい材料との組合せで非常にユニークな発想でした。着地速度と衝撃の吸収で評価すれば断トツでしたが、風の影響を受けて流れやすいパラシュート型は今後の改良の課題ですね。

(4) 特別賞(審査員推薦)についての審査講評

Jellyfish

学生ながら大人たちに混じっての同等同率1位(高さ)は立派です。パッケージデザインも試行錯誤の努力が見られ、姿勢制御のためのパラシュートのデザインも秀逸です。あとは、落下速度と落下地点への正確性が改良のポイントですね。

kenji kohiyama

Reacushion(リアクッション)

譜久原 尚樹

kenji kohiyama

スパイダーエッグ

椿 進一

kenji kohiyama

Jellyfish

魚森 稜也